家族葬?

しばらく前から、「家族葬」という名の葬儀をよく耳にするようになりました。

東京などの大都市からはやってきたものですが、

岐阜で言う家族葬とは、家族だけでつとめるのではなく、

親戚や親しい友人には連絡し、町内と仕事関係は

通知しない、という形です。

お付き合いの範囲を小さくしたい、ということなのか、

また、経済的なこともあるのか、ここしばらくの間に

全国的に広まったようです。

しかし、です。

わたしが今日まで生き、生かされてきたさまざまのご縁、

支えてくださった多くの方々・・・ひとりの人間が

何十年の人生を生きる、ということはその恩恵を

受けてきた、ということではありませんか。

たしかに葬儀には種々の問題や、変えていかねばならない

こともあるでしょう。

でも、大切なことを知らないふりをしたり、

なんでも簡単にすます、という生き方には賛成できません。

人と人とのつながり、ご縁、それを狭めてわたしたちは

どこによろこびを見つけようとするのでしょうか。
by 1000nog | 2013-05-01 21:43 | ☆住職のつぶやき日記
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