8月 42年!

あれは昭和48年の、たしか4月か5月頃のこと。


その年の3月に龍谷大学を卒業し、得度をして僧侶になりました。

まだ髪の毛は短く、(本願寺派でも得度のときは髪の毛を剃ります)

団体参拝でうちのご門徒が、バスでやってこられたのを

本願寺でお迎えしたときです。


いつもいつも、寺の行事にはお手伝いくださっていた

おばあちゃんが、わたしの顔や頭を見るなり、

「まなぶちゃん、ようもようも・・」と言って涙を

流してくださったのでした。

ああ・・ぼくはこのおばあちゃん一人のために、おぼうさんに

なったのかもしれない・・と心に刻みました。


あれから42年が経ち、わたしは65歳になろうとしています。

3人の息子はそれぞれ家庭を持ち、孫は合計4人になりました。

今まで、僧侶として、住職としてなにをやってきたのか?

ただご門徒の、心ある方々に支えられてきた、としかいえません。

本当にお坊さんなの?・・そんな声が聞こえます。
by 1000nog | 2015-07-30 21:56 | ☆住職のつぶやき日記
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