カテゴリ:☆住職のつぶやき日記( 38 )

もう10月です

孫の日々の変化に驚いているうちにもう10月になりました。


今年は、いや今年もというべきでしょうか、天災や自然災害

の多い年になりました。これは当分続くような気がします。

こころ安らかに過ごせる日々は、戻ってくるのでしょうか。


さて11月の大遠忌法要も近づきました。

若夫婦中心に準備や企画が練られいます。

ちいさな問題やトラブルはあっても、なるようになる・・

といつもながらに横着をかまえていますが、さて・・


ご門徒のみなさんやご縁ある方々の、ご協力とご支援を

お願いし、盛大に、そして暖かな法要になりますことを

願っております。

どうぞよろしくお願いいたします。
by 1000nog | 2014-09-30 10:10 | ☆住職のつぶやき日記

孫に教えられる

次男の二人目の子供が生まれたため、上の子をしばらく

預かっていました。保育園の送迎や、朝晩の食事の世話など

ほとんど妻、つまりバアチャンがしていたのですが、

わたしも少しは手伝っていました。

二歳の男の子、お母さんに甘えられず、さみしさを

表現することもできず、自分の思いが伝わらないもどかしさに、

イライラすることもありました。

なにより、その孫にイライラし、ムカッとしている自分(ジイチャン)

がいるのです。ジイチャンに似て、いい男やなあ・・などと言い、

かわいがっているはずなのに、こちらの都合に合わないとイライラ

して、声を荒げてしまう・・


かわいいのは、結局自分なのでした。

じっと私の顔をみつめて、なにを思っていたのでしょう。
by 1000nog | 2014-08-28 16:57 | ☆住職のつぶやき日記

保育園通い

ここしばらく、外孫の保育園の送迎をしています。

といっても帰りのみで、保育園へ迎えに行き次男宅へ送るだけです。

家内がしていましたが、体の不調もあり、ジイジにバトンが

回ってきたのです。

ところが始めてみたら、楽しくてたまりません。


2歳児の部屋へ入りしゃがんでいると、孫より先に

他の子が(特に女の子)寄ってきます。

ノンタンの絵本を見せてくれる子、

自分の洋服を引っ張って、見て見て・・と意思表示、

遊んでいたブロックを貸してくれる子など・・


頭をなでたりほっぺをつっついたりしてみます。

にっこり笑ってくれるその様子に、こちらも

あったか~い気持ちになってしまいます。


おっと、孫はどこだ?どこだ?

いたいた、さあ帰ろう・・

園の玄関先にいるザリガニを見て、今月の絵本をすこしめくり、

やっと靴を履かせます。


自分の子供を育てるとき、こんなうれしいあたたかい気持ちに

なれただろうか?

毎日が精いっぱいで、そんな余裕もなかったように思います。


知らなかった世界を、よろこびを孫がいま教えてくれています。
by 1000nog | 2014-08-04 21:44 | ☆住職のつぶやき日記

いのちを大切に?

いのちを大切に・・人生は二度とない・・

やり直しのできない人生・・などとよく聞きます。

たしかにそのとうりです。


しかし、かわいい盛りの子供が、見捨てられ殺されている現実。

そうかと思えば、ペットへの愛情が深く、亡くなった後

お骨を拾い、ペット供養を大切にしている方もたくさん

おられます。

なにかが変なのではないか?間違ってはいないだろうか?・・


いのちの大切さを言葉で千遍言い聞かせるよりも、

小さな命、あかちゃんをそっと抱きしめる経験のほうが、

ずっと心に残るのではないか・・そんな気がします。

やわらかな体・・その重さ・・暖かさ・・

みつめてくれる瞳の澄んだ美しさ・・


昔と違って、身近に赤ちゃんの存在が少ないことが問題です。

地域を挙げて、また学校教育の中で、ちいさな命との

ふれあいを、もっと考える必要がある・・


そう思わずにはいられません。
by 1000nog | 2014-06-30 14:58 | ☆住職のつぶやき日記

非戦 非暴力

私たち仏教徒は、非戦、非暴力の立場だと思います。

インドから中央アジアにかけて、イスラムの勢力が襲った時も、

仏教徒は争いやいくさを避けて、土地を離れた・・と聞いています。

それは情けないことなのでしょうか?


以前、バ-ミヤン(アフガニスタン)の石仏が、タリバンによって

破壊されたあの時、私たちは涙を流し悲しみましたが、

決してやり返せ・・という思いは持ちませんでした。

やられたらやりかえせ・・そこには終わりのない復讐の連鎖しか

ないでしょう。どちらが善で、どちらが悪かは、決められなくなるでしょう。

そしてテロが永遠に続くことになるでしょう。


私たちはそれを、世界の各地で起きている紛争で知っているはずです。


勢いのいい、声の大きい勢力は、勇敢で頼もしく思えますが、

平和を維持していくことは、もっと違う力と努力なのだと思います。
by 1000nog | 2014-05-31 10:31 | ☆住職のつぶやき日記

時間の長さ

4月28日付けの中日新聞の「中日春秋」欄に、

「ジャネの法則」という言葉をみつけました。


「人の感じる時間の長さはその年齢に反比例する」というもの。

三歳の子にとって一年間は人生全体の三分の一。

五十歳の人間には五十分の一。ということらしい。


歳を取ればとるほど、一年が短く感じられることは

よく聞きますし、誰しもが実感することでしょう。

年齢による経験で時間の受け止め方が異なるため・・と

書かれています。


たしかに、喜びや悲しみの実感が薄くなり、感動するやわらかな

心も失われてゆくのでしょうか・・

それは経験により、自分を守り、傷つけないための知恵なのかも

しれません。


庫裏の窓から見える金華山・・雨のせいもあるのでしょう、

ここ2~3日で緑が本当に深く、美しくなったのに驚いています。


人間の勝手な思い込みや、自分中心の見方などを吹き飛ばすかの

ように、自然は今輝いています。
by 1000nog | 2014-04-29 17:10 | ☆住職のつぶやき日記

いただきます

テレビを見ていて、アナウンサ-やタレントが、ものを食べる場面が

多くありますが、考えさせられてしまいます。

スタイルや品の良さを感じる人であっても、一旦ものを食べ出すと

あれ?と思ってしまうことが多々あります。

また箸の使い方は、正しく美しい姿を見ることは稀になって

しまいました。

豊かで便利な社会に暮らし、飢えることもなく、また

空腹をおぼえることすら少なくなった、現代です。


 わたしが生きるということは、他のいのちの犠牲の上に

 成り立っている・・・

などと偉そうに話しているわたしですが、いのちを頂いている・・

という思いが本当にあるのか?

それをいつも思い出さねばなりません。

歩きながらものを食べる、などもう一度見つめなおしてみましょう。


 
by 1000nog | 2014-03-31 10:44 | ☆住職のつぶやき日記

万年筆

最近、また万年筆の書き味を思い出しました。

万年筆・・fountain pen 

fountainとは泉のこと、湧き水のことです。

うまく表した言葉ですね。それ以前のペンは、インク瓶の中に

繰り返しつけねばならなかったのが、泉のごとく湧きいずる

便利な発明品だったのでしょう。

といっても、若い人にはペンを知らない人も多いのでは?

書いた後に、インクがにじまないように押さえる、吸い取り紙の

ついた道具もありました。

今では筆記道具といえば、ボールペンでしょう。

いや、パソコン全盛で、ペンで文章を書くということすら

見かけなくなりました。


少し太めのペン先で、なめらかに書く作業は、

疲れも少なく、快適です。

高価なものでなくても、書き味の優れたものが

外国製品にあります。


単に懐古趣味というのではなく、またコレクターというのでもない。

万年筆を通して、文章を書くことのおもしろさに目覚めたい。
by 1000nog | 2014-02-28 11:20 | ☆住職のつぶやき日記

あるがまま

五木寛之さんの「新老人の思想」(幻冬舎新書)のなかに、


 最近、ガンが増えた、という。ガン死する人も激増していると

 いわれる。だから早期発見、早期治療を心がけよという。

 もっと検査をうけろ、もっと病院にいけ、という話である。

 しかし、ガンもガン死も、老人が増えただけの話ではないのか。

 私がいいたいのは、「老人階級」の自立と独立である。

       中略

 どんな人間にも加齢は大きなハンディキャップである。

 体力だけでなく、智力も、反射神経も、気力もおとろえてくる。

 それを受け入れながら、同世代間の扶助に努める。

       中略

 自分の面倒は、つとめて自分でみる。理不尽な税金でも、

 歯を食いしばって払う。もし、その余裕があれば年金や

 介護もうけない。病院へもできるだけいかないようにする。


という文章があります。


五木さんは81歳。堂々たる老人です。読んでみてなるほど・・と感じます。

平生からの養生が大切だ、ともいわれる。

治るのではなく、行かないよりはましだ・・というだけで、多くの人が

病院に足を運んでいる現状です。もし、負担が今の二倍、三倍にも

なったら、はたして同じように通うでしょうか?


若くみせる必要もなければ、病気や症状を、とくとくと説明する

こともいらないのではないか。

あるがままに、あまり抵抗をせず、流れの中にユラリ・・と

生きていくことはできないだろうか。



 
by 1000nog | 2014-01-31 20:56 | ☆住職のつぶやき日記

1月 謹賀新年

昨年は内孫(寧子 5か月半)も誕生し、

外孫(然 1年5か月)とあわせて二人の爺と

なりました。うれしいことです。

同時にそれは、自分の「老い」ということも

感じさせられることでもありました。

「こうして歳を取っていくんだなあ」という思い・・

少しずつ体の不調もでてくることもあり、

自分のこれからの人生を、もう一度

考えねばならない・・と感じます。


新しい年を恵まれました。

昨年までの、都合の悪いことやいやなことを

消し去ったり、リセットすることはできません。

それを荷いつつ、いまをよろこぶ・・

そんな歩みをすすめたい、と思います。
by 1000nog | 2014-01-01 07:59 | ☆住職のつぶやき日記